アラフィフ男子の思いつき雑記ブログ zatublog’s diary

いち介護職員の日常をブログにします

親を受け入れる(一緒に暮らす)と言うこと。

 親を自宅に受け入れるって、想像以上に大変です。

 テレビなどで一人暮らしの高齢の母を子どもの家に受け入れるという話があると思います。

 また、高齢の親が一人で自宅に住み続けるのは危険だと言うことで、子どもが自分の家に呼ぶが親は住み慣れた自宅を離れたくないのでなかなか「はい」と言ってくれない、みたいな話もよく聞きます。

 しかし、これは自分が思うよりずっと大変なんです。私も母を自宅に迎え入れてから実感しています。

 

 まず、高齢の親が子どもの住む環境に慣れることができるかどうかが問題になります。そもそも違う生活をしている者同士です。自分の生活スタイルがあるのです。生活で使う家具家電やトイレやお風呂、その他いろいろな物が違います。それを高齢の親が覚えることができるでしょうか?

 多分、親が子どもとの同居を拒む原因としてこの不安もあるのだと思います。もし、同居するのならば親が60代くらいが一番ベストだと思います。もしくは、子どもが親の家に戻ってくらすのが、生活に適応できるという点ではそれがベストだと私は思います。

 

 そしてそれに加え介護の問題があればより大変です。もし、子どもの家に専業主婦など比較的家にいる時間の多い人がいる場合は受け入れも少しは楽なのだと思います。しかし、私のように一人暮らしの場合は、日中家に一人で高齢の親を残して仕事に出ないといけなくなります。これはかなり不安です。

 これは、もし親子二人同居で急に親の介護が必要になった時は介護離職も必要かもと言うことになりますが、何もわからず親を自宅に受け入れるとこういった事にもなりかねないのです。

 

 私の場合は現在求職中です。しかし、母が来てからは仕事探しもそれに応じた仕事探しが必要になりました。

 もし、現在両親が高齢でどうしようかと迷っている方がいれば、母親の年齢や日中介護できる人がいるか、いてもその家族の協力が得れるか、そういった事を十分に検討することをオススメします。

 自分の家庭を犠牲にしてでも、という方もおられると思いますし、そうでない方もおられると思います。

 一度受け入れてしまえば、そう簡単に離れる事は難しくなります。十分な検討をしてみてください。

 

 本日も最後までお読みいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。