アラフィフ男子の介護・節約ブログ zatublog’s diary

いち介護職員の日常をブログにします

「家族が一緒に暮らす」について考えてみました。

 介護って、やっぱり家族が必要なんですね。私が母を自宅に受け入れてからまだ2ヶ月も経っていませんが実感しています。

 母を一人暮らしの我が家に受け入れた当初は、これから大変だけど頑張っていこう!と、不安は大きかったですけど何とかなると思っていました。もちろん今も何とかなると思うようにしています。

 でもやっぱり家族は必要ですね。今の日本社会には家族、もっと言えば大家族が必要だと思います。

 

 お金儲け?必要ないです。経済的な裕福より、精神的な心の裕福が必要です。ちょっと、話が飛び「ちょっと何言ってるか分かんない」って感じですけど(笑)

 家族一緒に暮らすってことは、親と子どもとの二家族なら、食費も減るし水道光熱費の基本料も一つで良い、一番大きな家賃も減ります(厳密には広い家が必要ですが)。何より、誰かが倒れた時に家族で面倒がみれると言うことは重要です。

 

 はい、ここで、初めの「介護って、やっぱり家族が必要なんですね」に繋がります。無理やりですけど。

 私の場合だと、元々は私と愛犬のミルの二人だけ。そこに母親が入ってきました。母親と言っても、60代とかのまだまだ元気で理解力のある年代だとまた少し話は代わってきますが、私の母はというと81歳。理解力もかなり低下してるし、結構な物忘れ(ん~、認知症とも言えるかも)があります。

 初めてくる私の家に馴染むのは難しいし、馴染もうともしません(出来ません?)。私の家のルールというのもあります。

 私の援助(介護)が必要なんです。都合が良かったのかどうかは分かりませんが、今の私は求職中です。なので、一応は母の食事の準備や生活の事をタイムリーにしてあげれてます。しかし、いつまでもそう言う訳にもいきません。私も仕事を始めると、食事の準備をしておかないといけないし、その他の事も仕事が終わってからということになります。仕事探しも母の介護ありきにもなります。母がまだまだ若かったり、実家に私が戻って介護するのなら生活スタイルも私が合わせれば良いだけなので、それもまた違ってきます。日中に家を空けるのは、愛犬を一人で家に置いておく以上に不安があります。犬を飼い出した時に見守りカメラを付けたように、色々と準備しないといけないかも知れません。でも何をしとけば一番いいのかも分かりません。やってみないと分からないし、失敗しないと分からない事も多いです。

 やっぱり家族が一緒に暮らすって言うのは一番効率が良いのです。三世代が一緒なら尚の事良いです。おばあちゃんは孫の世話もできるし、元気でいられる。妻は専業主婦でも良いし、仕事がしたいのなら、それでも良いでしょう。あっ、もちろん妻が仕事をし夫が専業主夫でも問題ないです。

 

 いつも言いますが、「同居手当」そういう政策できないですかね。同居すれば、介護問題(介護離職や介護虐待)、医療費軽減、待機児童の問題など改善すると思うし、介護保険料が安くなることもあり得ると思います。ドーンと2世帯なら月に20万円、3世帯なら40万円の補助金でどうでしょう!

 NHK党さんいかがでしょうか(こんなぶっ飛んだのはNHK党でないと無理でしょうから笑)

 

 話は戻します。やっぱり一人で高齢の母をみていくのは大変です。と言うか、辛いです。お金も掛かるし、ストレスも掛かるし、時間も取られる。

 私の父親の様に、「母のお金だけをくすねて母は放ったらかしにする」か、真面目な人なら「献身的に面倒をみて一人で悩んで自分が倒れたり、耐えれず命を奪ってしまったりする」結果になるのは必然かも知れません。もちろん、お金があれば、それなりの施設にお世話になったり、在宅介護にもお金をかけれたりするので問題は無いのでしょうけど。

 

 この前、私の母には伝えました。

「ここで暮らしていけなくなれば、施設しかない。でも、母は年金もきちんと払っていないのでテレビでよく見るサービス付きの高齢者住宅には入る余裕は無い。私が働いたお金を積極的に母がそこに入るために使うことも考えていない。だから、その時は低所得者には安く入れる特養や老健に入るしかなくなる。特養とか老健とかは安い代わりにサ高住より楽しくないところかも知れないけど、それは理解しておいてほしい。出来るだけそうならないように、母の年金は使わず貯めておけるように私も努力し、生活できるようにご飯の準備もする。なので、母も自分の健康を考えてテレビばかり見ているのではなく、自分で歩いたり近所の人と話をしたりして元気でいてほしい。そして、私が駄目と言うことはしないで欲しいし、ルールも守ってほしい」と言う旨を伝えました。たぶん、母には届いてないかも知れないですけど。

 

 またまた、家族についての話に変わりますが、家族が同居するって大切ですね。負担や悩み、楽しさも共有できる。小さい時から家族の温かみの無い家庭で育ったので、余計感じるのかも知れないですけど。

 今更、バツあり、母あり、介護ありのアラフィフ男の需要は無いし、個人としては諦めるしか無いんですけど、これからの日本を変えるのは、「家族」です。

 

 私の子ども(子ども世代)に住みやすい社会を残してあげたいですね。

 

 本日も最後までお読みいただきありがとうございました。今回は無駄なことを考えてみました。でも、孤独感って本当に辛いんですよね。

 それでは良い一日をお過ごしください。