アラフィフ男子の思いつき雑記ブログ zatublog’s diary

いち介護職員の日常をブログにします

うちのグループホームに言いたい!「こんなの介護じゃない!」

 こんなの介護じゃない!この言葉がぴったりである。

 以前も書いたが、うちの施設(グループホーム)は私のユニットでは日中二人しかスタッフがいない。二人は早番と遅番です。朝は8時半に夜勤者が帰ってから遅番が出勤する10時15分まで早番が一人で勤務しないといけない。しかし、遅番が出勤すると直ぐに入浴介助に入ってしまう。なので、実質一人は変わらない。

 遅番が入浴介助を終えるのが、11時15分~30分の間くらいになる。そして昼食は11時半からでそこからは実質二人にはなるが、早番は12時から昼休憩に入るので二人なのは11時半からの30分だけである。とは言っても、以前にもブログで書いたインスリン注射が必要な利用者さんの注射の補助で一人が取られるので実際は30分より短くなる。とは言え休憩時間になっても直ぐには休憩に入れない。早番は昼食時の服薬介助をする決まりになっているので、休憩時間までにはほぼ終わらないが、、、。

 そして、早番の休憩が13時に終わって戻ってくるが、そこからが遅番の昼休憩になっている。なので、遅番の休憩が14時に終わって戻ってくると14時からは二人になる、、、と思いきや、14時からは遅番の午後からの入浴介助が始まる。そしてそれが終わるのが15時前になり、そこでやっと二人の勤務です。

 

 一人って言うのは本当に効率が悪いんですよね。トイレ誘導や体操、洗濯を利用者と一緒にたたむ、水分補給、食器洗いと片付け、食事介助、口腔ケア、昼寝での臥床や離床の介助、その他ほぼリビングで出来る事がメインになりますが、それを行いながら見守りを行うんです。実際は、離床や臥床の介助でガッツリと部屋に入らないと行けない時などは隣のユニットからヘルプに来てもらっています。が、言うても隣のユニットのスタッフなのでほぼ見守りに来てくれる程度でこちらの仕事をしてもらうことは期待できません。

 早番も遅番も動きっぱなしで、本当に余裕がない(心も時間も)!こんなの介護じゃないんです。決められた事をこなすだけ。利用者さんは退屈そうに椅子に座り眠っている状況。本当に嫌になるし気が滅入ります。こんな施設じゃ無かったのに、、、。

 施設長は関連病院の院長の妹と結婚したオーストラリア人ですが、昔は「自分の両親を入れたくなる施設を!」と理想を語っていました。今は施設を建てたらそれで収入アップ!くらいにしか思っていないのか、ほぼ関わりはなく任せっきりで良くする意志は感じられずお金のことばかりを考えているように感じられます。

 

 と、またまた脱線してしまいました。

 そして、そのいっぱいいっぱいの仕事の中で一番精神的に追い込んでくる利用者さんがいます。

 

 と長くなったので、続きは次回にしたいと思います(^_^)/~