アラフィフ男子の思いつき雑記ブログ zatublog’s diary

いち介護職員の日常をブログにします

夜勤明けの日は眠たい!若さが欲しい(T_T) 体は元気だけど認知症の利用者様の話です!

 昨晩は夜勤でした。私は現在グループホームでの勤務です。

2ユニットあり、満床で9名・9名で18名がマックスです。現在は私いるユニットは9名でもうひとつは8名。それを二人の夜勤者が担当します。

ユニットごとにちょっとした特色があり、お隣さんは比較的身体的に重度な方が多く、私のいるユニットは比較的体が動く方が多くいます。

 ですが、体が動くからと言って介護的に軽度な訳でも無いのです。

 

 今回は、体はよく動くが認知症が重度なおばあちゃんの話です。

この方は、日々日常的な動作が分からなくなっています。

例えば、トイレに行きたいと言うとします。ですが、トイレの場所が分かりません。毎日何度も通っている、リビングからよく見える場所にあるトイレが覚えられません。「こっちですよ。一緒に行きましょう」と一緒に言ったとしても、どうして良いのか分かりません。「ズボンを下ろしてくださいね」と伝えると、ある時はズボンを脱ごうとします。またある時はズボンだけを下ろして「えーとどうするんやったっけ?分からんようになった。こんな事してたらいつもお父さんに怒られるんよ」と苦笑いします。最終的には、ズボン・バッチ・パンツを少し下ろしてあげると「あー、そやろ。やっぱりこれで良いんやろ」と言いトイレに座ります。

 ですが、毎回そうかと言えば違います。スムーズにできることもあります。ただ、出来ない頻度が増えています。なので、最初から手伝う事はあまりしません。全てしてしまえば直ぐに忘れていくからです。(と良いようなことを書きましたが現実は違います。スタッフが少ない事もあり初めから手伝ってしまう事もよくあります!)

 

 そして、この方は本当に典型的な認知症の方です。とは言え、この典型的な認知症の方が多いかと言えば違いますが、、、。

 他にはこのような行動もあります。スタッフが話しをしていると必ず自分も話に割って入ってきます。こちらの言ってることが理解できなくても、自分が何を言いたいのか整理できていなくても(そもそも整理はできません)、です。

 話をしておらず書き物をしてたとしても「ねえちゃん、ご飯食べた?なんやったらあっちにご飯あるから食べてきなあよ」や「疲れたやろ?従業員(←この方がよく使う言葉です)に任せてゆっくりしときなぁ」などとよく聞いてきます。

心に余裕があれば、「まだ食べてませんよ」や「ありがとう。またいただくわ」、「ありがとう。また休憩しますね」などと笑顔で答えれるのですが、こうゆう質問が一日何度何度もあり、仕事が立て込んだりすると「〇〇さんお腹空いたん?」とか「どこにご飯あるの?」、「ほっといてくれたら良いから」など冷たい言葉になってしまいます。

 

 これは本当に精神的に辛いんです。もちろん、本人が一番辛い思いをしているのは分かっているんですけど、介護する側も辛いんです。

 私達は仕事として割り切って仕事をしていますし、休みの日もあって毎日関わっている訳ではないんです。それでも精神的に辛くなります。なので、両親など家族が認知症を発症してしまった時などは自宅での介護は諦めた方がみんなが辛い思いをすることが減り良いと思います。主介護者ではなく、サポートする側に変わるのが良いと私は思います。

 

 この方のエピソードは他にも色々ありますが、今日はこのくらいにしたいと思います。

 

 夜勤明けで眠たいです。やっぱり若い頃のようには体はついてきてくれません。分かりにくい文章だとは分かっていますがチェックせずに値落ちしてしまいそうなのでこのまま公開することを許してください(^_^;)