アラフィフ男子の思いつき雑記ブログ zatublog’s diary

いち介護職員の日常をブログにします

ハローワークへ初回の雇用保険の受給手続きに行ってきました。その他、役立つ手当などもザクッと書いてます。

 今日(10/14)はハローワークに行ってきました。

 先月、雇用保険の受給手続きをし、本日が初回認定日でした。初めての経験で、これで良いのかと不安いっぱいで行ってきました。

 私の場合は、病気で仕事を辞めてしまい、今まで傷病手当金を受け取っていました。そして、先月より雇用保険の受給手続きを行い失業手当を受け取りながら就職活動を始めました。なので、いわゆる「一般離職者」の仕事を辞めてから7日間の待機期間があり、更に2~3ヶ月の「給付制限」の期間がありませんでした。

 7日間の待機期間後に支給されたため、傷病手当金と失業保険の給付の感覚が少なくてすみました。病気や怪我で離職した人には凄く良い制度だと思いますが、あまり認知はされていないみたいです。ブラック企業で働いていてうつ病などを発症してしまった人にはこういった制度があるのは知っているだけで心強いと思います。

 そして、私の場合は主治医の先生に主治医意見書(ハローワークの書式です)を書いて貰い、それをハローワーク提出することにより給付期間が360日に延長されました。私の場合の受給期間は180日だったみたいなのですが、その手続をするだけで2倍になりました。

 しかし、その手続にもデメリットがあり、障がい者扱いの求職になると言うことです。ハローワークで仕事を探すにあたり、障害者専用の求人情報があります。数は少ないです。もちろん、一般での求人にも応募は出来ますが、病気の状態(主治医意見書の内容)を企業に伝える事になります。実際にそうだから仕方ないんですけど、仕事を探すに当たり不利になることが多そうです。しかし、それで働き先が決まれば病気のことを理解して雇ってくれているのでその後は少し安心できると思います。

 

 でも、それなら給付期間が延びるより、一般で仕事を探し早く就職を決めれば、日にちが延びても仕方ないんじゃ?とか、180日なら流石に仕事が決まっているでしょ?と思うかも知れません。

 そうなんです。私の場合はそれ程症状は悪くはないと自分では思っています。なので、一般で仕事を探した方が良いとも思いましたが、日数が延びることで得られるメリットも大きいんです。

 それは、仕事が見つかった時の再雇用手当です。給付日数の残数が、1/3残って就職が決まれば基本手当日額の60%✕残日数、2/3残って就職が決まれば基本手当日額の70%✕残日数、の金額が再雇用手当として貰えるのです。なので、私の場合、もし100日で仕事が決まったとすれば、障がい者扱いになっていなければ、【基本手当日額✕0.6✕80日】で、なっていれば、【基本手当日額✕0.7✕260日】となります。もし基本手当日額が5000円とすれば、再雇用手当は、前者は24万円で、後者は91万円になるのです。結構な差になるとは思いませんか?

 その上、もし就職が難しそうなら職業訓練校に通う事もできます。これは、国が指定した職業訓練校(ポリテクなど)に通う選択肢も延びるということです。職業訓練校は失業保険を受け取りながら無料で資格を取るために職業訓練に通える制度です。

 その上、これは今日はじめて知ったのですが、4週間に一度の失業認定日に申告する書類があり、その4週間の間に求職活動実績というものが必要になります。普通なら2回以上の実績が必要ですが、私の場合は1回で良いとの事でした。理由は定かではないですが、おそらく障害認定されているからでは無いかと思います。

 私は積極的に求職活動を行いますので、多分大丈夫なんですが、体調が悪かったり用事が重なったりして求職活動が積極的に行えない時期もあるかも知れないので、そこも安心材料でした。

 

 その他にも雇用保険の失業給付には助かる制度が沢山あります。

 

「就業促進定着手当」・・・再就職手当を受けて就職し6ヶ月経ったけど離職前の賃金日額より少なければ、その差額を6ヶ月分「職業促進定着手当」として申請すると支給されます。(ざっくりと書いています。上限など細かい事ありますが)

 

「常用就職支度手当」・・・45歳以上で再就職援助計画等の対象となる人や、障害などで就職が困難な人(多分、障害者手帳がある方かな?)が就職した場合に最高6120円(基本手当日額の上限です。これより低い人はその額です)✕36日(残日数が90日以上の人は36日が最高です。90日未満の人は計算式があります)で、最高で22万円程が手当としていただけます。(ややこしい無いようなので間違ってたらすみません。ざっくりです)

 

 その他にも、ハローワークの紹介だが遠方での就職の場合は、移転費なども支給される可能性があるみたいです。

 

 しかし、殆どが申請しないといけないものなので、ハローワークの方が教えてくれると思いますが、注意してください。

 

 最後に、この雇用保険受給資格者証の手続きをした時に「雇用保険の失業等給付資格者のしおり」を頂いた中に上記の内容が書かれています。厚生労働省が作成した動画もYouTubeで見れます。出来るだけ分かりやすくしてくれていると思います。

 このしおりにも書かれていますが、失業保険を受け取る際の報告の内容や虚偽の申請などすると罰則もあります。少し理解するのが難しいかも知れませんが、正しく申請しハローワークで援助を受けながら再就職することが重要になります。

 

 長くなりましたが、ザッとした説明です。大枠を掴んでどう言うものがあるかを知り必要な場合は詳しく調べてみてください。

 

YouTubeにも上げてます。よろしければ御覧くださいm(_ _)m

https://youtu.be/_0yVUdrx_vc

 

 本日も最後までお読みいただきありがとうございました。因みに傷病手当金の日額と失業保険の日額では私の場合は失業保険の基本手当日額の方が1500円弱少なかったです。早く仕事を探さねば!!

 それでは良い一日をお過ごしください。