アラフィフ男子の思いつき雑記ブログ zatublog’s diary

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珍しく本のレビューです。「脳の強化書」

 今日は本の紹介です。その本は「脳の強化書」という本です。以前購入し、読まずに積んでいた本です😅

 この本は、筋肉を鍛えるのと同じように、脳をトレーニングすることはできる。と言うことで、脳を8つの番地に分け、それぞれの番地ごとの脳の鍛え方について書かれた本です。最近、物覚えが悪くなり脳が衰えていると感じている、まさに私なんですが、気になって購入した本です。

 以下は、Chapter1で書かれている内容を簡単に書き出しました。

 Chapter2以降では、脳番地ごとの鍛え方が紹介されています。気になった方はChapter2以降は本書を手にとって読んでください。では、

 

 

○Chapter1

 

【あなたの脳の鍛え方、間違ってない?】

 

・脳は死ぬまで成長を続ける

 (一生の中で最も脳細胞が多いのは赤ちゃんの時期で、その後に脳細胞の数は年齢を重ねるにつれて減少する。だからといって、年をとるにつれて脳が衰えていくと言うのは誤解である。脳細胞は減っても残っている脳細胞自体は栄養が供給される限り成長する。)

 

・脳が最も成長するのは20代から40代にかけて

 (人は20代前半までは多くの人が学校生活を送っている為、学校の決められたカリキュラムをこなすことに重点が置かれているので、それ以外の能力はあまり成長しない。しかし、社会に出ると学生時代には使われていなかった脳の部分が使われるようになるため。ただ、この時期に「今さら鍛えても遅い」などネガティブになったりすると脳の成長は止まる。筆者が考える「脳の成人式」は30歳。)

 

・記憶力が低下したら思考力を鍛える

 (記憶力の低下は、脳の海馬-記憶をつかさどる部位-で萎縮のサインが出ている状態なので、記憶力を高めようと暗記ばかりすると海馬を酷使することになる。そういう時は、記憶力ではなくて「思考力」を高めると良い。そうすることで海馬の働きも回復する。)

 

・一品主義の「脳トレ」ではダメ。

 (脳を鍛えるには様々な脳を使う必要がある。なので、一つの方法だけのトレーニングでは不十分。本書では脳を様々な部位に分けて解説し、その部位ごとの脳を鍛える方法を解説している。この部位の事を著者は「脳番地」と読んでいる。)

 

【脳の力がグンとアップする「脳番地」という考え方】

 

・”脳番地”とは何か

 (脳細胞には同じような働きをする細胞同士が集まり脳細胞集団を構成している。そして、この細胞集団はそれぞれの働きによって脳内に「基地」を持っている。この脳細胞集団と基地の事を著者は「脳番地」と名付けている。脳番地は、左脳・右脳にそれぞれ60ずつ、合計120の脳番地に分けることができる。)

 

・脳番地は「つながる」ことで強くなる

 (脳の神経細胞は年々減少し、歳を重ねるごとに老化していく。しかし、神経細胞は複数の脳番地をネットワークでつなぎ、そのネットワークは年々成長していく。廊下によって細胞が減ったとしても脳番地の連携が進めば脳の機能は強化されていく。)

 

・脳番地は8つに分けられる

 (120の脳番地を機能別にくくると、次の8系統に分けられる。①思考系脳番地 ②感情系脳番地 ③伝達系脳番地 ④理解系脳番地 ⑤運動系脳番地 ⑥聴覚系脳番地 ⑦視覚系脳番地 ⑧記憶系脳番地 があり、いずれも左脳と右脳の療法にまたがっている。これらの脳番地をいかに使いこなすかによって、自発的な人間になるか、それとも受身的な人間になるかが決まる。)

 

・脳番地の成長は「枝ぶり」で決まる。

 (脳番地は情報を得ることによって成長していくが、その成長の順序や形(枝ぶりの太さ)は人によって異なる。使われる事の多い脳番地は多くの情報を得て枝を発達させ伸び、次第に太くなる。これが脳の「個性」となる。

 

・脳番地は組み合わせて鍛えられる

 (脳番地は別の脳番地とつながろうとする傾向がある。脳番地同士の連携をうまく応用すれば脳番地を組み合わせて鍛える事ができる。)

 

・眠っている脳番地を刺激せよ

 (あまり使っていない脳番地は「休眠中」。この脳番地の未熟な神経細胞は成長の可能性が秘められている事から著者は「潜在能力細胞」と呼んでいる。この能力を刺激し開花させると良い。)

 

【脳番地を刺激する3つのポイント】

 ・8系統のトレーニングを紹介する前に、気をつけるポイント3つ。

  (ポイント①”日常の習慣を見直す”、 ポイント②”脳の「癖」を知る”、 ポイント③”「したい思考」で発想する”)



 Chapter1では、ざっとこんな内容の事が書かれています。Chapter2以降では、脳番地ごとの鍛え方の紹介ですが、私の感覚では、今までの生活とは別に様々な刺激を体験し脳を使うことを心がけるようにすれば良いのかな?という内容でした。なので、本書を読んで実行するのも良いですし、日常生活でいつもと違うことをすることから何となく始めてもそれなりには効果があると感じました。

 

 脳細胞は、筋肉同様に何歳になっても成長すると信じて諦めないようにしたいと思います。

 リンク貼ってますが、イメージだと思って下さい。中古だと安く買えると思います。

今見ると、「脳の強化書2」もあったり、漫画版もあるみたいです。

 

脳の強化書 アタマがみるみるシャープになる!! [ 加藤俊徳 ]


感想(21件)

 長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。