アラフィフ男子の思いつき雑記ブログ zatublog’s diary

いち介護職員の日常をブログにします

ぐ~たら母。

 母親のぐ~たらっぷりが酷い。

 やっとテレビも設置したんですけど、テレビとソファーの魔力って凄いですね。自宅では一人でどんな生活をしていたのやら。このブログを書いている今はテレビをガンガン付けて、ソファーに寝転んでスヤスヤ眠っています。自分の部屋では無くてリビングでいてるので、テレビの声が煩くて切ってきました。

 

 母は元々片付けが上手ではありません、と言うか苦手です。若い頃から今までずっと自営業をしていたので家の片付けは全くでした。新しい家を私などにも相談せずに建てたのでそこまで新しい家を建てたかったのだと思っていましたが、私が実家に帰った時にはほぼゴミ屋敷でした。本人は家にはお風呂と就寝に帰っているだけと言った感じです。しかも、人からは騙されて色々なことをしますが、自分では何もしない、出来ない、しようとしない、と言った人です。家が新しくなってもそれに適応することが出来なかったのでしょう。

 

 母に関してもう少しどういった人物なのかと話をすると、ご飯は三食お米が必要です。母がなにか食べに連れって、と言ったとします。何食べたい?と聞くと毎回答えは同じで「私好き嫌いないから何でも食べれる。美味しいところに連れて行って」と言います。「ならラーメンでも良い?」と聞くと「私ラーメンはご飯にならない。米がないと食べた気がしないんよ」と言います。何でも良いと言いながら、ほぼ選択肢はありません。ラーメンとチャーハンも嫌。うどんと丼ものも嫌。天ぷらは脂っぽいから嫌。お好み焼きとご飯も嫌(そう言う母は昔お好み焼き屋をしていました。人にしてと言われてしたみたいですが)。もちろんハンバーガーも嫌。なのでいつも決まって回転寿司か定食屋でした。無理やりお肉の店に連れていけばそれはそれで食べるんですけど。

 なのでいつも、それなら何でも良いよ、とは言うな!ってイライラします。

 と言う感じなので、私がいつも三食食事を用意してるんですけど、毎回ご飯が必要だし、食べるものも決まっているのでレパートリーに困ります。まあ同じものでも出していますが。しかし、自分がラーメンとか焼きそばとかパンを食べたい時は手間が掛かるので出来れば何でも食べれるようになって欲しいです。デイサービスに通うようになったり、高齢者住宅に入所することになったりしたら困るのに、って思います。

 

 そうそう、昨日カーテンを閉めてと母にお願いしたんです。カーテンは端っこに紐で結び開けていたんですけど、母親は紐が輪っかになっているのを外さずにそのまま上から引っこ抜いたんです。カーテンの止め方も知らなかったんです。多分、男性でもほぼ知っていると思われるんですけど、と思いながら、思ったことを母に言ってしまいました。「何も知らんなぁ」と言うと、「そうか、そうするんか。ほんま何も知らんわ」と苦笑いしてました。これからが思いやられる出来事でした。

 

 今の母親は、サラリーマンが定年退職になって何をしたら良いか分からない状態と似ていると思います。違うのは年齢です。サラリーマンが定年退職になるのは、60~70くらいだと思います。それくらいならまだ身体も動くし、頭も働きます。しかし、母は81歳です。新しくチャレンジするのは難しい。専業主婦ならじっくりと趣味や特技を見つけゆっくりと81になってたでしょうけど、、、。

 

 と言うことで、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。