アラフィフ男子の思いつき雑記ブログ zatublog’s diary

いち介護職員の日常をブログにします

傷病手当金について。

 今日は私が1年半前にうつ病で会社を辞め今まで傷病手当金を頂いて生活をしていた事についてのブログです。

 

 私は2年程前に家庭や職場のストレスによりうつ病を発症しました。一般的なうつ病的な症状では無いとは思ったのですが診断はうつ病でした。

 うつ病と言うと、気分が落ち込んだり、不眠になったり、と言うイメージでした。特に詳しい訳では無かったのですが、仕事柄うつ病の高齢者との関わりもあったので関わって分かる範囲の知識でした。

 私の場合、気分が優れなくて落ち込むこともありましたが、一番の悩みはマルチタスクで仕事が出来なくなってきたことです。一つすると2つ目が集中できないみたいな。状態を表現すると、頭の中に水で満タンになったコップがあり次のことをしようとするとコップから水が溢れて頭がパンクしそうになる、といった感じです。常にそんな感じでした。

 そして、もう一つの悩みがあり、夕ご飯を食べたら直ぐに寝てしまうことでした。寝ると言うよりソファーで意識がなくなるといった表現が正しいと思います。多分、現実逃避しているのだとその時は理解してました。なので、不眠という感じではないと思ったのです。なのでいつもは9時までは起きてられなくて早ければ7時台に寝ていることも多々ありました。もちろん夜はお風呂には入っていません。そして、夜中の12時頃に目が覚め、そこから食器を洗ったり洗濯物を回したり、調子が良ければシャワーを浴びたりしてまた寝ました。それも直ぐに寝れてしまうのです。そして、4時頃に目が覚め昨晩も何も出来ずに寝てしまったと罪悪感に襲われました。

 この症状は数年前に家族と絶縁した頃からのものでした。もう一つのコップに関しては絶縁して家を出たあとからだったと思います。

 

 そんなこんなで、ちょうど1年半前に職場でスタッフに注意した後にその部下が仕事を辞めると私の上司に泣きついて行ったことから始まりました。私としては信頼するスタッフで何でも言い合えると思っていたので余計にショックだったのだと思う。会社に行くのが怖くなり起きれなくなったのです。そのスタッフは辞めること無く今も勤務しているようです。それが何よりの救いです。上司には向いていない性格なのだと自覚しました。

 

 そして、傷病手当金を頂きながら休むことになりました。と言うか、スタッフにそんな思いをさせたことが自分で許せず、もう会社に行けないと思い直ぐに退職させて頂きました。

 実はそれ以前にもうつ病と診断される前少し前にも気分の落ち込みが激しい時がありました。その時は病院に行って良いのか、や、病院に行けば仕事を辞めないといけないのでは、とか、そもそも何をして良いのか分からない状態の時がありました。なので、少し気分が楽になったところで受診しました。私のような一人暮らしの人間には病状が軽い時には何もできません。その頃に仕事を辞めたりしていたら傷病手当金のことも知らなかったので、いただけるものも貰えなかったと思います。なので、元気な内にもしもの時の事を調べておくのが良いと思います。

 私の場合、病状が落ち着いた時に受診し、そして仕事を辞めないといけなくなった時のことを調べました。そして、傷病手当金のことを知ったのです。少しややこしかったので本当に頭が働かなくなったり無気力になった時には理解できなかったと思います。

 

 お金関係のことなので後ろめたく感じるかも知れないですが、傷病手当金を受け取るのは健康保険料を支払っているものの権利です。損する・損しないの問題ではなくて、生活する為にも知っておく知識だと思います。一度調べてみることをおすすめします。

ただ、会社員でないと貰えません。自営業や個人事業主が入る国民健康保険では傷病手当金の制度はないので注意してください。

 

 そしてそれ以降、私の節約生活が加速しました。今は、ゆる~い(50%くらいの)ミニマリスト生活です。節約生活の始まりなのでカテゴリーは「節約」に入れたいと思います(笑)

 

 本日も最後までお読みいただきありがとうございました。また今度は傷病手当金の貰い方を簡単にですがブログにしたいと思います。それでは良い一日をお過ごしください。